さて、ウチのボスからのお達しである「プレゼン資料のタイトルコールをルパン三世風にして聞いてる人たちの郷愁を誘うことでプレゼンの内容自体の手抜きをバレないようにしやがれ」指令(通称PZSRNTCWL3HKHKSPNTBS指令)だが。
やりたいこと自体はまぁあのまんまであり、黒字に白文字でタイトルを一文字ずつカシャカシャ出して最後にちゃらんちゃらんちゃらんちゃんちゃんちゃん!である。
プレゼン資料自体はパワーポイントなのでスライドショウで同じようなことは出来るだろうとは思うのだが、ちらっとやってみた感想としては「パワーポイントのスライドショウは単なる紙芝居レベル」であることが解った。まぁそらそうだろうな。つーこってパワーポイント(以下PPT)のみで実現させるためには全ての文字をオブジェクトとして定義しといてひたすら配置と消去を繰り返す、みたいなことになりそうだ。
はっきし言ってコレではエレガントさのカケラもない。加えていくつか問題がある。
1つめ、それは表示する本文自体はまだ本決定ではないということ。つまりこの先の打ち合わせで変更されていくのである。紙芝居方式の場合、一回作っちゃったのを変更するのはちとタルい。
2つめ。アニメーションとしてのレスポンス。実物のようにテンポ良くカシャカシャと進む文字を実現するには、描画の書き換えスピード・発音されるサウンドの遅延の少なさ・マシンスペックにそれほど依存しないフレームレート
等が必要となる。
3つめ。そもそも実現可能かどうか?俺様はまともにPPTを使うのは初めてである。単に文字をしこしこ書いてくパートならまだしも、動画的なものを作成するノウハウなどもっておらず、結局実際に時間をかけて試してみるしかない。いざ出来なかった時の絶望感は避けたい。
結論。やっぱりこの部分だけはflashを使うことにした。幸い、flashオブジェクトはActiveXコントロールでありVisualBasic上でコンポーネントとして配置出来ることは知っていたため、PPT上にもActiveXオブジェクトとして配置できるだろうことは想像に難くない。プレゼン資料作成と別に独立して開発できることも小回りが効いてイイカンジだ。
というわけでflashの勉強開始。
まぁまて。既にflashでルパンのタイトルコールを実現してあまつさえ公開してるサイトのことは俺も知っている。URL引数で表示する文字列を変化させられることも知っている。ソレ使えばいいじゃんってのももっともだ。
でもな、
悔しいじゃねぇか?
俺も一応プログラマだ。プライドってもんがある。ものすごく難しい処理でライブラリ化してあるほどのモジュールを使うってんならともかく、これぐらいなら自分で作りたい。そしてコレを理由にプレゼン資料作成をさぼりたい。
まぁおそらく大丈夫だろう。と思いたい。
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