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   QK中(1/20)
   あのnifexがSEとPGの間を漂いつつ綴る日々。 母の財布からお金を取ったのは僕ではありません 。
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 文句言うのは、そら誰にでもできるわな
今日は、愚痴ってしまいます。ああまたかよ、仕方ねぇなこいつ、ぐらいでスルーしてくれればいいです。


今日の作業予定は、サブシステムに新しく導入される外部との新インターフェイスの内部仕様検討と、ユーザとの画面仕様打ち合わせでした。
現在常駐先の情報システム部に外注として入っている僕は矢面に立つことが暗黙の了解として禁じられています。具体的な仕様設計のめんどくさいとこは99%やらせられるのに。
  ※常駐先とそんな契約であるはずはないのですが、外注はしゃしゃり出るなという空気が蔓延しているので波風をたてないように普段はうしろに引っ込んでることにしてます。1回調子に乗って担当者レベルで仕事を進めたら常駐先の課長から咎められましたから。



今日の打ち合わせで扱うのは外部インターフェイスのごく1部分であり、大したボリュームもありません(案件自体は全体ではけっこうでかいですが)。また、この対応に関しては初回の打合せなので僕とそのプロパーさんとユーザ側の担当者さんとの3人で行う予定でした。

が、直前になって件の課長も出ると言い出しました。なぜか今回に限って僕が話を進めろとも言われました。
まぁ大した打合せじゃないしそんなこともあるかってことで4人で打合せ開始。


ユーザーさんの業務形態をある程度知っていた僕はとりあえず打診という意味でこんな動きは如何?という話をします。画面イメージのハードコピーを渡しユーザーさんに話していると、課長が横から


「ちょっと待て。 なんだこれは?
なんでたかがこれだけのことをするのにここまでするんだ?
こんなとこに金なんてかけなくていいんだよ!違うでしょ?
システムを作る人間側で都合のいい、一番安い方法をまず提示しろ。
ユーザ的にどうしても足りない部分があればそこだけ埋めればいい」



と、まさにそのユーザーさんの目の前で僕に怒声を浴びせ奉られました。


「つまりだな、こんなめんどくさいことをしなくていいから、
この画面の時にこいつをクリックすればそのままその画面へいけばいいんだよ。
あとこのテーブルの持ち方も間違ってるでしょ?
処理の内容なんて全部画面入力にすればいいんだ。
こんなとこにフラグなんてもったらいちいち数万件全部を検索することになるだろ!
そんなんだからSQLのパフォーマンスが悪いんだよ!」


僕は、5秒間、次の言葉を見つける為に費やしました。
隣にいたプロパーさんはなにも言いませんでした。


ま、知ったかぶりして好き勝手文句つけるのはいつものことですが。上記の話なんかは完全なる間違いであり開発側からしたら失笑もんなんですがユーザーさんも居ることだし軽くスルー。RDBではindexを張ったフィールドに対しきちんとアクセスパスを意識した上で適切な検索をした場合全件スキャンなんて起こらないとか、そういう説明する気も起きませんでした。


いつものことです。
いつものことですが、今回はいつも以上に激しくガッカリしました。
ユーザーさんからみて情報システム部門のトップにいる人が、ユーザーの目の前でユーザーの使い勝手なんかよりお金と公言したこと。
直前にユーザーさんが「この部分を使用者が判断しようとしても難しいですしこの処理の内容は入力値ではなくして欲しいのですが・・・」と仰ったことも完全無視で、とにかく低コストを一番優先しろと曲がりなりにも一応契約先の外注の人間である僕に対してすごい剣幕で怒ったこと。(で自分が言った案が全く持ってコストダウンにもパフォーマンスアップにもつながらないところが大笑いなんですがね)


僕は、あくまでエンジニアでいたかった。エンジニアの最終目的は共通して「人」。強烈に速いCPUも、リッター25Kmの低燃費エンジンも、Webアプリケーションフレームワークも。すべて使う人間のためだけに日々研鑽されていくのです。
もちろんコストはじめその途中経過を無視するわけにいかないことなど当然判ってます。そういう制約とニーズ満了の両立を目指し様々なテクニックを駆使していくことこそエンジニアの腕の見せ所であり、そしてそれが出来てこそ技術者を名乗れる、誇れる。今回僕が考えた仕様はそういう思想に基づき頑張って考えて提案したものなんです。


打合せが終わった後、そのユーザーさんに「いろいろ大変そうですね。課長に怒られないように一番安い実装の仕方を選択してください。我々は何とか我慢して使いますから。」と同情の言葉をこっそりかけられたとき、僕の技術者としてのプライドは砕かれました。なんだこれは?僕はいったい何のために技術を磨き勉強し安い給料で毎日遅くまで働いてるんだ?何のために限界までプログラムロジックを最適化しているんだ?なんだこれは?



もはやシステム屋さんはダメなんだなと感じました。外注先SEを道具としてしか扱わない、でも自分達ではなにも出来ないシステム部。ユーザの使い勝手よりも儲けを最優先しその場しのぎのシステムを作ることを繰り返し、ユーザーもそんなシステム部に対して諦めている。この図式はどこに行っても同じでした。プロパーは外注をなめ切っており、ユーザーをなめ切っており、ユーザーはシステム部をなめ切っている。外注の僕らがいくら頑張っても精々体調壊してリタイヤする要員が増えるぐらいで大局ではなにも変わりません。


そして、自分の予想以上にそれをうまく流して許容できない自分自身に気づきました。僕はおそらく今回は課長が言ったことの1つたりとて仕様に反映しないでしょう。最初僕が考えた実装でやります。どっちにしろ課長が言ってる工数では無理であるし、どうせ怒られるならユーザーさんにいい方を残してあげたい。でもこれはたぶん格好いいことでも立派なことでもなく、企業の中では「課長にたてついてる」だけでしかないんです。


技術者としてのプライドを失ったらもう、頑張るだけ無駄という退廃的な思想しか残りません。
なので僕はもう頑張りません。


もう、時間の問題です。
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テーマ:システムエンジニア - ジャンル:就職・お仕事

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(2006/06/03(土) 02:17)

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