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 次の目標は"多層海"


井上直久さんという画家をご存じでしょうか。

「イバラード」なる世界をピエゾグラフという画法で描く、僕が高校生の頃から好きな画家さんです。


ピエゾグラフとはリトグラフ等と同じような技法で、平たく言えば"版画"ですね。この分野で有名な人と言えばラッセン(ミックスドメディア)やヒロ・ヤマガタ(シルクスクリーン)、ミュシャ(リトグラフ)あたりが挙がるかと思います。




さて、イバラードは「耳をすませば」というジブリ作品に登場し、一躍その名が知れ渡りました。バロンと一緒に主人公の月島雫が飛び回る、あの淡い世界がイバラードです。
※ちなみに井上先生は声優としてゲスト出演したりもしてます


宮崎駿と井上直久にまつわる逸話は多く、「絵画を自宅に一切飾らないことで有名な宮崎駿が井上先生の画に惚れ込んで飾るようになった」とか「耳をすませばの背景は、イバラードの世界観を元に宮崎駿本人が自分で描こうとしたがどう頑張っても再現できず、本人に依頼せざるをえなかった」とかの話を耳にしたことがあるのでは?


そんなイバラードの世界観に魅せられたのが高校生の頃。
独特の淡い色調で描かれる神秘的で不思議で、華やかで切ないその世界に初めて触れた時のあの感動は、10年経った今でも忘れられません。思えば僕の芸術に感動する心はあれをきっかけに膨れていったような気がします。



未だイバラードに惚れ込んでいる僕は、要所要所で関連グッズを買い込んだりネットから落とした画像をPCの壁紙にしたりと人知れず一人ファン活動をしていました。

画像なんかは当然解像度が低いものしか上がっていなくて、壁紙にしてはボヤっとしたその見栄えに不満げなため息を漏らす日々だったわけです。(※ちなみに僕の卒論プログラミングマシンはずっと低解像度イバラードが壁紙でした。その頃の僕のマシンを見たことがあるなら人なら知ってるかもしれませんね)



関連グッズ、たとえばそれは

ポストカードであったり(貰い物)、

カレンダーであったり(1800円)、

めげゾウメモスタンドであったりするわけです。あっはは、地味なファンだw











あ、そうそう
そういえばこんなのもあります。

なんかちょっとデカめのが。










そう、このたび

本物を手に入れることができました










歓喜です。しかも憧れだった「星の谷II」という絵。
10年前の記憶の中でも一際心に焼き付いていた作品で、家の近くの展示会で実物を見たときは震えました。ちょっと瞳も潤んでいたというか泣く寸前でしたね。





版画系独特のシリアルナンバーの書き方は、何枚刷ったうちの何枚目なのかを表します。場合によってはこのナンバリングによって値段が変動したりすることもあるとか。





右下には井上先生直筆のめげゾウが。買った人の元に発送する直前に先生がそのときのフィーリングで描いているんだそうです(別に直前じゃなくても良いような気もしますが)。



本物はやはり今まで壁紙にしていた画像に比べて圧倒的な解像度で(もはや言ってることもおかしいですがw)、毎日僕に安らぎと感動を与えてくれます。
"実物"の繊細さと鮮烈さは、貧乏サラリーマンな僕にとってむこう1年は昼食のランクが1つ下がる程の値段を払っただけの価値がありました。


こういう「芸術心を刺激するモノ」が傍らにあると、僕の心は疼き出します。詰まっているようで隙間だらけのこの毎日に、なにか熱いものを注ぎ込み給えよともう一人の僕が言い始めます。

それがなんなのか具体的にはよく解りませんが、
死にかけている心のとある部分をこのままにしてはいけない、置き去りにしているものをもう一度取り戻さなければいけないとだけは告げられた気がし、同時に



殺伐としたこの世の中ででも、芸術を愛する心が万の人々に溢れればいいと、思わずにはいられないのです。




僕の部屋では毎日が絶賛展示会中です


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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

雑記 | このエントリのURL | トラックバック:0 | comment:2
(2007/02/17(土) 23:20)

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